最近建てられた家ならば
24時間換気システム等を採用していると思います
洗面室あたりの天井に写真のような機械本体が埋め込まれます
基本的にはずっと点けっ放しで
外気と内気を熱交換しながら外気と内気を入れ替え
ゆっくりと家全体の空気を動かし続ける優れものです
長期優良住宅や性能評価制度が導入され
新築住宅の性能が高いレベルになってきたことにより
必然的に導入しなければならない…
そのためにかなりの住宅メーカーさんが採用したのが
24時間換気システムです
家の機密性能が向上し
極端に申し上げればスキマ風が入らないので
家を閉め切った状態でもクリーンな室内空気環境を作らなければならないということ
このシステムで注意しなければならないのは
基本的に外のキレイな空気を室内の汚れた空気とを
強制的に入れ替えるシステムだから…
外の空気が室内の空気よりも汚れていたら
意味がないということです
導入当時にこのシステムを採用して頂いたあるお客様のおうちは
2車線の県道で峠へと続く道沿いでした
大型ダンプカーやバスの交通量も多く
しかも坂道だったので粉塵や排気ガスで空気環境が悪かったのです
もちろん吸気口を大通りに面した方ではなく
木々が生えている方角に設置しましたが
それでもフィルターは1ヶ月ほどで真っ黒になってしまうほどで
その換気システムは宝の持ち腐れになってしまいました
製造メーカーは
それでも点けた方が良いと仰せでしたが
点けない方が室内空気環境が良いのは一目瞭然でした
そのような立地条件だから
確かに仕方がないかもしれません
お天気が良い日でも窓を開けておけないほどでしたから…
住宅設備機器の性能はどんどん向上していますが
基本的な立地条件を十分考慮して採用不採用を決めることが肝要ですね
性能評価書は杓子定規に
換気システムを搭載していればよい評価となります
公的な評価だから仕方ない事とは思いますが
そこに住まうのは家主さんご自身ですから
今の世の中で良いとされているモノも
ご自身の理に適うか否か良くご検討が必要ですね
さらに!
この時期注意しなければならないのは黄砂や花粉です
フィルターが頼みの綱なのですが…
花粉除去率99.9%と売りにしている製品もあります
しかし0.1%の花粉を室内に取り込んでしまうことで
それだけで大変な思いを為さってしまう方もいらっしゃいますよね
花粉が飛ぶ季節は換気システムの電源をオフにしておくオーナー様も
いらっしゃるのです
快適な家づくりをするつもりが
予想外の結果にならないよう留意なさってください
私は幸いに花粉症にはまだなっていません
その本当に辛い体感はしていないので
実感としては全くありませんが
何かをやろうとするその意欲さえも奪われるようなお話しも
よくお聞きします
縮こまっていた冬から息づく春を待ち望み
桜の便りが待ち遠しく思う反面
気が重い季節とお思いの方も多いのでしょう…
どうぞお大事になさってください
今回は換気システムのお話しでした
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